アネクトキルス・ロクスバーギー 'ミルキーウェイ'の葉脈

アネクトキルス・ロクスバーギー 'ミルキーウェイ'

Anoectochilus roxburghii 'Milky Way'

濃緑から黒紫色に沈む葉に、ピンクを帯びた金色の網目状の葉脈

葉脈の特徴:葉全体に散る網目模様と、その真ん中を貫く淡い帯状のライン。

基本情報

学名Anoectochilus roxburghii 'Milky Way'
科ラン科(Orchidaceae)
属アネクトキルス属(キバナシュスラン属)
草丈8〜20cm
葉長約1.3〜4.5cm
特徴濃緑から黒紫色に沈む葉に、ピンクを帯びた金色の網目状の葉脈
好む環境弱光、高湿度、通気のある水苔栽培

アネクトキルス・ロクスバーギーは、濃緑から黒紫色に沈む葉に、ピンクを帯びた金色の網目状の葉脈を走らせる地生ランです。'ミルキーウェイ' はその中から選び抜かれた流通個体で、葉の中央に現れる明色の中央線が幅広く出ることを最大の特徴とします。網目が葉全体に散り、その真ん中を淡い帯が貫く。名前の由来は、見ていただければ説明の必要がありません。

葉の裏側は淡い紫紅色を帯びます。光に透かしたときのこの色も、この植物の見どころのひとつです。

原生地は、標高300メートルから800メートルの常緑広葉樹の原生林。腐植に厚く覆われた、ほとんど日の差さない林床です。草丈は8センチから20センチ、葉は2枚から5枚。秋から冬にかけて7センチから15センチの花茎を立て、ピンクを帯びた小さな花を数輪から10輪ほど咲かせます。

中国ではこの種を「金線蓮(きんせんれん)」と呼び、葉に走る金の糸が連なる姿からその名が付きました。世界的には需要の拡大にともなう採取圧で野生個体が減少しており、いま私たちがこの葉を手元で眺められるのは、栽培下で株を増やしてきた人々の時間の積み重ねによるものです。

一枚の葉が展開するまでに数週間、大変希少な植物です。